ブログ文章術課題(チャック・パラニューク風味)
ブログ文章術 : 一文を短くって言うけどさ1

課題。
下の文を区切って、一文を短くしてみましょう。

お皿ひとつひとつに、それぞれ、ハムや卵や、パセリや、キャベツ、ほうれんそう、お台所に残って在るもの一切合切、いろとりどりに、美しく配合させて、手際よく並べて出すのであって、手数は要らず、経済だし、ちっとも、おいしくはないけれども、でも食卓は、ずいぶん賑やかに華麗になって、何だか、たいへん贅沢な御馳走のように見えるのだ。

チャック・パラニューク風味

---

並べて出すのも悪くないかもしれない。
ハムや卵。パセリや、キャベツ、ほうれんそう。
お台所に残って在るものは、一切合切だ。
お皿ひとつひとつに、それぞれ、
手際よく、いろとりどりに、美しく配合させて。
手数は要らないし、経済として正しい。
そりゃ確かに、ちっともおいしくはないけれども、
食卓はずいぶん賑やかに華麗になる。
上手くやれば、たいへん贅沢な御馳走のように見える場合だってある。

だが、その、ハムや卵、パセリや、キャベツや、ほうれんそう・・・。
想像したことはあるか?
奇形児が生まれるような食品添加物たっぷりの
コンビニ弁当の残飯で育てられた豚のことを?
ろくすっぽ動きも取れないようなスペースに押し込まれて、
ホルモンを注入されながら、ひたすら卵を産む雌鳥のことを?
河がピンクや紫に染まるほどに、
農薬をぶっかけられた中国の畑のことを?
生産と消費は、いまや完全に切り離されている。
それが現代だ。

それらが育てられているところは、農場じゃない。工場だ。
ぼくたちが食べているのは食品じゃない。製品だ。
ぼくたちの内臓がしているのは、消化じゃない。処理だ。

だが、食べてくれ。それしかない。ぼくのいうことなんかに耳を貸さず、食べてくれ。
”バキューム”は適切ではないが、頭に浮かぶひとつめのコトバだ。

参考文献:
チョーク!
チャック・パラニューク 池田 真紀子 / 早川書房
ファイト・クラブ
チャック パラニューク Chuck Palahniuk 池田 真紀子 / 早川書房
ララバイ
チャック・パラニューク 池田真紀子 / 早川書房
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# by tkflies | 2006-04-06 23:42

ブログ文章術課題(小林賢太郎風)
ブログ文章術 : 一文を短くって言うけどさ1

課題。
下の文を区切って、一文を短くしてみよう。

お皿ひとつひとつに、それぞれ、ハムや卵や、パセリや、キャベツ、ほうれんそう、お台所に残って在るもの一切合切、いろとりどりに、美しく配合させて、手際よく並べて出すのであって、手数は要らず、経済だし、ちっとも、おいしくはないけれども、でも食卓は、ずいぶん賑やかに華麗になって、何だか、たいへん贅沢な御馳走のように見えるのだ。

では、小林賢太郎(ラーメンズ)風味で。

---

…だからちがうって。
"ヒトツヒトツ"っていう機種名のお皿なんてないよ?
"ドコモ らくらくホン"とかの"らくらくホン"とはちがう。
ひとつ、ひとつ、別々の、お皿、ってこと。
そう。そうそう。
それぞれ、ハムや卵や、パセリや、キャベツ、ほうれんそうね。そう。
おのおのの、ハムや卵や、パセリや、キャベツ、ほうれんそうをね。そう。

…なあ。ちょっと待って。
それさ、"御題を出す所"とか、別にそういう江戸時代の施設じゃないよ?
ほら、家にある。ね?
"残って在るもの一切合切"っつても、
別に遺跡とかに探しに行くわけじゃないから。いい?
うん。うんうん。

…え?違うよ?
そんな鳥、居ないよ?鶏肉じゃない。鶏肉には盛らない。
色鮮やかにってこと。
クリスマスの七面鳥の丸焼きみたいに、
その鳥の丸焼きの周りに、ハムや野菜は盛らない。
マジ。マジマジ。

…ねえ。落ち着いてよ。
別に、昔あったポマトとかみたいに、
パセリやキャベツやほうれんそうとかをかけ合わせるわけじゃないよ?
ちがうよ?交配とはだいぶちがう。組み合わせること。
無理だから。近くの理系の大学、行く必要無いから。
パセキャベそう?そんなハセキョウみたいな名前の野菜、作れないよ。
そうだね。作ったらそこそこ売れそうだね。
でも無理。無理無理。

…そう。並べるだけ。
いや。別に何も防いだりはしない。水際とは関係ない。
手際。て・ぎ・わ。
要領よくちゃっちゃっと並べることね。

…ごめん。いい?
別にそんな悩まなくていいから。
何手で盛り付けなきゃいけないとか、そういうの無いから。
詰め将棋とかとは違うから。制限無し。無制限。
あとね?
別に割りが良くないとか、良い目が見れないとか、そういうんじゃない。
うん。どっちみち、そんなに良い目は見れないよ。うん。
安心して。安心。

…そうだよ。うん。うん。
かなりね。でも別に、ハムや卵は騒いだりしないよ?
あー…この間、『バタリアン』観たんだー…?
バ…いや、場数の、人生の場数が少ない、
純粋なキミが観る映画じゃないかなって。ちょっと。
ホラ、ああいう映画、夢に出るとヤでしょ?ね?
あ、あとね。サカナにはならない。はなやかってこと。
え、何?『女神転生』やった?ああ、悪魔合成かー…。
あー、うん。まだちょっと、
そういう風に並べたら、肉や野菜がザワザワし始めて、
最後にはサカナになるような、そんな配列は発見されてないみたい。
あ。ごめんごめん。まぎらわしかったよね。

…は?うん。そうだよ?
そういうふうに見えるっていうだけで、
ほんとは贅沢でも御馳走でもないんだ。
えええー。怒るなよー。
なんで最後だけ正確に意味汲み取るんだよー。
ちょっと待ってよー。

・・・お、マジちょっと待って。ウソ?
今、先輩のウチなの?それ早く言ってよ。
てか、なんで先輩止めない…え?タバコ買い行ってる?
なんだよ!早く元に戻して!そうだよ!
ハムも卵もパセリもキャベツもほうれんそうもお皿も!
だから!カレイにはならねえって言ってんだろうが!
なに?先輩帰ってきちゃった?
いい!おい!代わらなくていいって!切って!早く切って!
切れって!切れ!このバ…。
あ、馬場先輩。ティース!いや、違うんす。マジすんません。
いや、ほんと、そんなんじゃないっすよ!マジで…
(ブラックアウト)
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# by tkflies | 2006-04-06 01:24

no hint & sudden death
空中キャンプ:女性の会話には正解があるらしい
薄々考えてたことがコトバでビシッと表現されると
くやしい反面、うれしくなります。

ほんとうにこの通りだと思います。
また、会話に限らず、女性と一緒に居ると、常に”正解”が気になります。
歩くときは車道側に出なきゃ、
次行く場所の案は俺が出さなくちゃ、
ドアは先回りして開けてあげなくちゃ。

昔は正直疲弊しまして、
「ノーヒントでサドンデスなクイズに挑戦し続けてる気分だ」
と言ったところ、当時お付き合いしてた女性から
「まあ、そんなもんでしょ」
との回答を承ったことがあります。
そういうもんですね。

でも逆に正解があるとするのなら、
きっとそれは学習することが可能なハズです。
そして、そのあたりが、
俺が、モテはマナーなどと同様、学習することが可能だ、
と思うゆえんでもあります。

あらゆる行動の”正解”を見つけていけば、
いつかはきっとモテるようになるはずなんです。
それだけが俺の心の支えです。
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# by tkflies | 2006-02-24 23:04

言行不一致
ブログ文章術第4回「書きたいように書けない人の叫び」
奈須まいるさん「ものすごく引っかかったこと。」

以上2つのブログを、コメント含めて読んで、
ブログが、それ自体で完結する(せざるを得ない)閉じたコンテンツではなく、
互いにリンクしていくことで、より大きな情報になる、
開かれたコンテンツだということがよく分かりました。
(本文では一言も明言されていないにもかかわらず!)

すごい。言動より行動で示すとは。

でも、最初ッからここまで高度なやり取り(批判と和解)の
事例を見せ付けられると、俺のようなヒトには、
「えええ!こんなコミュニケーション能力が無いといけないの!?」
ていう尻込み要因になりゃせんかいな、という懸念。

あと、一点。
>書きたいことがない人も、ブログってやりたいの!?
やりたいヒトが居てもおかしくないと思います。
「みんなもすなるブログといふものを私もしてみむとてするなり」
というか、手法自体に憧れるヒトですね。
たとえば、『僕の見た秩序。』のような、改行方法とフォント誇張方法。
それだけがやりたくて(真似たくて)、
とりあえず書いてみたいというヒトが居ても不思議じゃないと思います。
ただひたすら好きなマンガを模写するこどものように。

手法や形式に気を取られて、書きたい内容がおろそかになってしまう、
つまり、本来伝えたい内容よりも、
「こんな面白い表現方法を知ってる / 思いついた俺ってスゴくない?」
という書き手の存在は意識して頂いても、損は無いかと存じます。
現に私がときどきそうです。
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# by tkflies | 2006-02-20 22:18

依存
すげー。一日クスリ飲み忘れたらテンションどん底だ。
怖ええなあ。クスリ。効果ありすぎる。

そしてこれは病気だと、強く思った。
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# by tkflies | 2006-01-30 22:59

延期
帰京する時期が延びそう。

やり取りを詳述すると、無力感でうちのめされるので
適当にマンガとかゲームっぽくたとえると、
東京への扉の前にいる門番は、支社長と部長だけだと思ったんですよ。
どっちも巨大だから死角も多くて、
なんとか脇から潜り抜けられたんです。
それで扉を開けてみたら、そこにあったのは
東京じゃなくて、階段。
知らないうちに、地下五階くらいに居たみたいで。俺。
そんで、死亡遊戯みたいに各階に独りずつ番人(同僚)がいる。
さらに四人倒さないとダメだった、みたいな。

まあ大体少年マンガだったら、
一人目には楽勝、二人目には辛勝、三人目は元親友で葛藤、
四人目には一回負けるけど、がけっぷちでコツを掴んで逆転、
みたいな展開かと思うんですけど、現実は過酷です。
一対一ですらない。
一回突破しても、二人目とやり合ってるうちに、
一人目がまた追いついてきて、ついでに三人目も降りてきて、
多対一でごりごりスタート地点に戻されちゃったりして。
番人のほうだけ妙に自由に階を行き来してやがる。
不公平。

番人は全員営業系なんだけど、連中は本当に恐ろしい。
物量で勝てない。
たぶん、ほんとにその時点のことにしか反応してない。
主義とか一貫性とかからまったくの自由で、
自分の内面にコトバを取りにいってる様子が無いもの。
その場その場のこちらのコトバにだけ切り替えしてきて、
あれ?それさっきのと矛盾してね?と思っても、
こちらが指摘する前にコトバを乱射して押し流してくる。

「しゃべりだと絶対勝てないので、チャットにしてもらえませんか?」
っていったら四人がかりで大爆笑されました。ちくしょうが。
チャットだったら勝てると思うのに。

一応、現代日本では最も強力だと思われる、
家族への愛情、という武器を持って対抗したのですが、
当初の3月末帰京は、6月末まで延期されてしまいました。
まだ、延びるのだろうか。
精神的な体調不良、という切り札もあるけど、
反動がデカくて後に響くし、切る決断がつかない。

もうマジでどうしようもなくなったら、
最後の手段は、リレミト(辞表)ですね。
その場合、引越し代が自腹かどうか、探りを入れよう。
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# by tkflies | 2006-01-22 00:45

誕生
最近ものごとを否定する発想しか浮かばず、
仕事もはかどらなくて困っていまして、
一応最初は、人格の陶冶とか、人生設計の見直しとか、
地道な努力でなんとかしようと思っていましたが、
めんどくさくなったので諦めて、
てっとり早く病院に行って、
性格が明るくなるクスリを貰ってきました。

問診は予想以上にストレート。
カタにはめる、というか、方向付けが明確な問答。

「全身がだるくなるというか、倦怠感はありませんか?」
「不安感はありませんか?」
「理由も無く、いらいらしたりしませんか?」
「具体的な方法はともかく、死にたくなったりしませんか?」
ほかにも、
「周囲に気を使う性格ですか?」とか「きちょうめんな性格ですか?」
というような元来の性格に関するものを含めて、全部で15項目くらい。
全部肯定すると、うつ病患者の誕生です。

まあ気持ちの浮き沈みがあるので、
そう思うときと思わないときがあるというのが
本当のところですけど、
余分な手間をかけて、現実に即する努力をするよりも、
ざっくりとらえて適当に返答しておくのが、
現代人のたしなみというものかと思って、
「実際はできていませんが、そうありたいと思っていますね」
的な回避を含めて、全部肯定。
難なくクスリをゲット。

あと、クソ忙しい時期の直後に気持ちが沈む、
という、『ノルウェイの森』(村上春樹)を思い出しながら
脚色したエピソードが予想以上にウケがよく、
本当にそういうものだそうです。
(本当はクソ忙しい時期の最中から気持ちが沈んでることは多い)

テンションあげすぎると、反動で一気に落ち込むと。
「やりすぎず、押さえ気味にしてください。
 大体、100%いけると思ったら、80-90%くらいで」
とアドヴァイスされました。

まー、もともと押さえ気味で、機械のよう、
という評判なのに、これ以上押さえてくと、
マシーンというかストーンみたいになるな。
まあ、いいか。明日考えます。
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# by tkflies | 2006-01-15 00:34

それ自体
ある人が自虐的になっていたときに
「私は貴方はそのままで十分に魅力的だと思うけども」
という内容を、効果的に伝えられるようになりたいものだが、
どうしたらそう成れるかがよう分からんので、
まずは『カウンセリングの技術』から勉強しようかと。

特に相手が異性の場合には、
”異性であること”ということから自由になって
その人自体を見ることが難しい。
私が異性に対して感じる魅力は、
単に性欲的なもの以外にもあるはずなのに、
それらを上手く区別できていない、という方が正確か。

この区別が出来るようになって、
その人そのものを見れるようになると
かなりモテるようになると思うのだが、
どうも私の考えるモテを追求していくと、
性欲的なものから離れていくような気がしてならない。
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# by tkflies | 2006-01-09 01:14

揺らぎ
あけましてもおめでたかない。

ここ2年ばかり、正月には、
俺の価値観を揺るがすことばかり起きる。
そういう連絡が親族からもたらされる。

「もう、伝えても大丈夫な年頃だろうから」
的なエクスキューズのもと、
臆面も無く隠された真実を語ってくるが、
もう今更あからさまにグレるわけにもいかないし、
Don't trust over 30でもないし、
衝撃の余波を持って行くところがない。

俺が小さい子に隠しごとをするときには、
思春期の真っ只中で伝えてやろうと思う。
そのほうが心置きなく発散できて良い。
分別なんて待ってるのは、かえって良くない。
本人が苦しむ。そう思う。
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# by tkflies | 2006-01-07 00:14

大人のトイボックス
成人向けというラベルは
露骨な性描写が多く含まれる本に貼られていることが多いが、
私は『東京トイボックス』にこそ張るべきだと思う。
だって子供には本当の面白さがわからないだろうから。

主人公のゲームデザイナーが
主義の衝突があって辞めた会社から、
自分が手がけたゲームのリメイクを依頼される。
自分の作品が日の目を見るのは嬉しいが、依頼主は大嫌い。
でも、ゲームが作りたい、という一心で
ムカつくところを克服して話を受ける。
この時点でムカつく担当者と
仕事しなきゃいけなかったときのことを思い出して
激しく感動する。

でも、それだけに留まらず、さらに、その嫌いな依頼主から、
「こっちの言うとおりに作って」
といわんばかりの大量の仕様変更依頼が来る。
自分だったら、
「無理。止める」か、黙って我慢するかどちらかだが、
主人公は相手の仕様変更依頼を見て、
「確かによくできてる」「こんなやり方もあるのか」
「でも、心配するな。このまま丸飲みはしない。
大丈夫。お前のアイデアもちゃんと入れるから」(部下に)

おいおいおい。こんな上司と仕事したいよ。
デキる人っていうのはこういうカンジがする。
諦めたり、無理とは言わない。
そのときの状況で出来ること、要望を満たせる代案を
次から次へと考える。こういう人は本当に尊敬できる。
でもこれも、就職してない俺だったら
絶対にわからなかったと思う。
少なくても、これほど身に迫った実感はできなかったろう。

あと細かいところだと、
この仕様変更依頼を持ってきた人、
馴れ馴れしくて軽いカンジで、
仕様変更を伝えるときには「ドーン!と作ってねー!」
みたいなカンジで、嬉々としてるのには、
伝えるためにドアを開ける前には、
キッチリ嫌そうにしてたところにも、凄く心動かされた。
相手が嫌がることを好きでやってる人なんて、
あんまり居ないからなあ。
ねちこいクレーム上げてくる人も、
一緒に飲むと、大概は「俺も辛いんですよ」ってなるから。

就職してからこっち、精神的にスポイルされることが多いが、
こんなかんじで真価がわかるコンテンツが増えるというのなら、
まあ就職も悪いことばかりじゃないかもしれない。
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# by tkflies | 2005-12-29 00:15


隠す必要が無くなったので、もとに戻します。
S M T W T F S
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