最近ものごとを否定する発想しか浮かばず、
仕事もはかどらなくて困っていまして、
一応最初は、人格の陶冶とか、人生設計の見直しとか、
地道な努力でなんとかしようと思っていましたが、
めんどくさくなったので諦めて、
てっとり早く病院に行って、
性格が明るくなるクスリを貰ってきました。
問診は予想以上にストレート。
カタにはめる、というか、方向付けが明確な問答。
「全身がだるくなるというか、倦怠感はありませんか?」
「不安感はありませんか?」
「理由も無く、いらいらしたりしませんか?」
「具体的な方法はともかく、死にたくなったりしませんか?」
ほかにも、
「周囲に気を使う性格ですか?」とか「きちょうめんな性格ですか?」
というような元来の性格に関するものを含めて、全部で15項目くらい。
全部肯定すると、うつ病患者の誕生です。
まあ気持ちの浮き沈みがあるので、
そう思うときと思わないときがあるというのが
本当のところですけど、
余分な手間をかけて、現実に即する努力をするよりも、
ざっくりとらえて適当に返答しておくのが、
現代人のたしなみというものかと思って、
「実際はできていませんが、そうありたいと思っていますね」
的な回避を含めて、全部肯定。
難なくクスリをゲット。
あと、クソ忙しい時期の直後に気持ちが沈む、
という、『ノルウェイの森』(村上春樹)を思い出しながら
脚色したエピソードが予想以上にウケがよく、
本当にそういうものだそうです。
(本当はクソ忙しい時期の最中から気持ちが沈んでることは多い)
テンションあげすぎると、反動で一気に落ち込むと。
「やりすぎず、押さえ気味にしてください。
大体、100%いけると思ったら、80-90%くらいで」
とアドヴァイスされました。
まー、もともと押さえ気味で、機械のよう、
という評判なのに、これ以上押さえてくと、
マシーンというかストーンみたいになるな。
まあ、いいか。明日考えます。